column コラム

旗ポールがカプセルトイになりました!

 

株式会社サンポールを代表する製品「ハンドル型旗ポール」がカプセルトイになりました!


その名も「1/24旗ポールコレクション&ピコリーノ」で、2022年10月6日より順次発売となります(地域・店舗により変更あり)。価格は1個400円でラインナップは全8種類です。

製作は株式会社トイズキャビン様、デザインはジオラマ作家・情景師アラーキー様によるもので、ハンドル型旗ポールを細部まで忠実に再現してくださいました。最大の特長は付属の糸で旗を昇降できるギミックです。さらに嬉しいことに、同スケールの小鳥付車止めピコリーノがもれなくついてくる!大満足の内容です。

 

 

こちらがカプセルトイマシンの台紙デザインです。お求めの際はこちらのデザインを目印にお探しください。取扱店舗については、トイズキャビン様の公式HP 取扱店舗様一覧をご確認ください。

 

2023年5月1日より、弊社楽天ショップにてネット販売を開始しました。こちらよりご購入いただけます。※全8種コンプリートセットのみ

 

ラインナップ

「1/24旗ポールコレクション&ピコリーノ」は、8種類の旗と4種類の「冠頭部」(旗ポールの先端部分)の組合せによって全8種類のラインナップがあります。

 

 

旗8種類:G7の国旗・サンポールの社旗×冠頭部4種類
①旗:日本国旗×冠頭部:小鳥
②旗:カナダ国旗×冠頭部:金冠
③旗:フランス国旗×冠頭部:ノーマル
④旗:ドイツ国旗×冠頭部:オニオン
⑤旗:イタリア国旗×冠頭部:オニオン
⑥旗:イギリス国旗×冠頭部:ノーマル
⑦旗:アメリカ国旗×冠頭部:金冠
⑧旗:サンポール社旗×冠頭部:小鳥

 

冠頭部の種類

「冠頭部」とは旗ポールの先端にある部品の名称です。「1/24旗ポールコレクション&ピコリーノ」では次の4種類のラインナップがあります。

 

 

ノーマル:実際のハンドル型旗ポールに使われている標準仕様の冠頭部。
金冠  :金色に塗装した球体の冠頭部。ハンドル型旗ポールが開発された当初は金冠が標準仕様でした。
オニオン:ヨーロッパでよく使われる冠頭部。形状が玉ねぎに似ているのでオニオンと呼ばれています。
小鳥  :時々見かける鳥が旗ポールの先端にとまった光景を、ピコリーノの小鳥で再現してみました。

 

組み立て方

「1/24旗ポールコレクション&ピコリーノ」は組立式のカプセルトイです。組み立ての際はこちらの動画をご参照ください。

 

 

こだわり

「1/24旗ポールコレクション&ピコリーノ」にはたくさんのこだわりが詰まっています。

 

 

・全長約270mmの存在感!高さ6mのハンドル型旗ポールが1/24スケールで忠実に再現されています。

・付属の糸で旗の昇降が可能!

・台座は無限連結可能!国際会議のシーンを再現して楽しめます。

・同スケールのピコリーノのおまけつき!

 

遊び方

「1/24旗ポールコレクション&ピコリーノ」の遊び方は無限大。その一例をこちらでご紹介します。

 

外で撮影してみよう

 

外の景色と重ねて撮影してみました。旗ポールは青空に映えますね。

 

 

こちらの写真は2016年に広島市で開催されたG7外相会合時の平和記念公園です。比べてみるとカプセルトイのクオリティの高さが際立ちますね。

ちなみに、国旗の掲揚には並び順など細かい決まりがあるのをご存知でしょうか。詳しくはコラム「旗と旗竿の基礎知識」をご覧ください。

 

カスタムしてみよう ~冠頭部を風向きに合わせて回転させよう~

実際のハンドル型旗ポールは、先端の冠頭部が旗の向きに合わせて360度回転する仕組みになっております。それによって旗がポールに巻き付きにくくなり、美しく旗がはためく姿を演出します。詳しくはこちらをご覧ください。

今回のカプセルトイを少しカスタムするだけで同じ仕様にを再現できます。

こちらの動画を参考に、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

 

他にも次のような遊び方を考えてみました。

・ジオラマを作る

・同じ1/24スケールのフィギュアと組み合わせて撮影会

・複数セット集めて、もっと高いポールを作る

・自分だけのオリジナル旗を作る

 旗テンプレート(PDF):illustrator等の画像編集ソフトで編集・印刷してお使いください。

 旗テンプレート手描き用(PDF):印刷後にイラストを手描きし、切り取ってお使いください。

 推奨印刷用紙:インクジェットプリンタ専用 A-one 布プリ 品番30501E

 

皆さまも自分だけの楽しみ方を探してみてくださいね。

 

カプセルトイデザイン 情景師アラーキー

 

本物の風景のような超リアルなジオラマを創り出す作家。元東芝の家電製品デザイナーの経歴を生かしてカプセルトイなどのアイデアや設計も手がけられています。

 

開発時のアイデアスケッチ

 

「1/24旗ポールコレクション&ピコリーノ」発売の経緯

カプセルトイ好きのサンポール社員がある時ふと思いました。「うちの旗ポールをカプセルトイにしたい。決して目立たない存在だけど、見たことのない人はいないはず。カプセルトイになれば興味を持ってもらえるのでは...」しかし、何をどうしたら良いかさっぱり分かりません。そんな時、持っていた室外機のカプセルトイを見て企画者のアラーキー様に連絡してみることを思いつきます。ドキドキしながらメールを送ってみたところ興味を持っていただき、室外機のカプセルトイと同じアラーキー様デザイン×トイズキャビン様製作という嬉しいコラボレーションが実現したのでした。

 

■情景師アラーキー/荒木さとし 公式Twitter(外部リンク)

■情景師アラーキー/荒木さとし 公式ブログ(外部リンク)

 

カプセルトイメーカー 株式会社トイズキャビン

 

模型の世界首都静岡で設立、細部までクオリティにこだわり「ガチャガチャに魂を吹き込む」会社。

2022年8月には直営店を開店され、ますます勢いに乗るメーカー様です。

 

■株式会社トイズキャビン 公式ホームページ(外部リンク)

■株式会社トイズキャビン 公式Twitter(外部リンク)

 

ハンドル型旗ポールについて

「1/24旗ポールコレクション&ピコリーノ」のモデルになった製品「ハンドル型旗ポール」について紹介します。

 

歴史

ハンドル型旗ポールの歴史は、サンポール設立前まで遡ります。

広島市で写真館を営み建築写真を生業としていた創業者は、ある時から「建築写真を撮る時に旗が掲げられていると、風の向きによって旗がポールに巻き付いてなかなかシャッターチャンスがこない」と不満に思い始めます。「街の発明家」としても知られていた彼は、その不満を解消する為に「旗が風になびいて回転し、ポールに巻きつかない」構造のハンドル型旗ポールを考案し製品化。1970年9月24日にサンポールを設立しました。その後現社長の父である山根朗が経営者となって旗ポールの売上を伸ばし、現在まで50余年続く企業の礎を築き上げたのです。

 

発売当時のパンフレット

 

開発当時は現在のものと比較してポールの径が細く、冠頭部やハンドルボックスのデザインも異なっていました。その後何度もの改良を重ねて現在の姿になりましたが、基本的な構造は当時と変わらず引き継がれています。

 

製品仕様

 

ハンドル型旗ポールは、アルミ製の本体ポールに内蔵されたワイヤーをハンドルで巻き上げることで旗を昇降する製品です。

高さは5m~12mまで1m刻みのラインナップがありますが、そのままでは輸送が難しいため本体ポールは分割式になっています。高さに応じて2または3分割した状態で出荷し、施工現場で組立てて建柱します。

尚、旗ポール建柱時の向きには決まりがあり、ハンドル型ポールの場合ハンドルが向かって右側に向くよう設置するのが一般的です。

 

サンポールではハンドル型旗ポール以外にもたくさんの旗ポールを製造販売しています。詳しくはコラム「旗ポールの特徴と種類について」をご覧ください。

 

各部名称

 

①冠頭部

ハンドル型旗ポール最大の特長。
旗に合わせて一緒に回転する構造になっており、風が吹いてもポールに旗が絡みにくく、旗を美しく見せることができます。

 

 

②スライドリングバー

この金具に旗を取り付けます。バーは旗の大きさに合わせて伸縮します。

 

③ハンドルボックス

昇降用ワイヤーを巻き取る為のドラムユニットが内蔵されています。

旗が自動的に落下しない為のストッパーも付いています。

 

④レギュレターハンドル

昇降する時以外はイタズラ防止の為取り外しておきます。

 

 

⑤ポール本体(アルミパイプ)

輸送しやすいよう分割式になっています。分割して出荷し、施工現場で組立てて建柱します。

 

⑥ベース(アルミ鋳物)

旗ポールを支える部品です。コンクリート基礎から出したアンカーボルトに固定し、ポール本体を差込んで建柱します。

 

更に詳しく知りたい方は、ハンドル型旗ポールの製品詳細ページをご覧ください。

 

ピコリーノについて

 

「1/24旗ポールコレクション&ピコリーノ」にはもれなく同スケールのピコリーノがついてきます。

 


ピコリーノとは、小鳥が4羽とまったアーチ型の車止めです。

1970年に旗ポールメーカーとして創業したサンポールが、新たに車止め業界に参入するに当たっての先駆けとして1981年に発売しました。子どもの遊び場にふさわしい夢のあるデザインと、子どもが飛び乗れないようにする機能性を組み合わせ、「夢と機能の融合」を実現した製品です。

その親しみやすい姿から全国各地で愛されており、神奈川県の江ノ島電鉄江ノ島駅のピコリーノは手編みの洋服を着ていることで特に有名になっています。

詳しくはコラム「ピコリーノ誕生秘話」をご覧ください。

 

株式会社サンポールについて

 

私たち株式会社サンポールは、1970年に広島で創業しました。事業内容はアルミ製旗ポール及び車止めと環境エクステリアの製造販売で、どちらも業界トップシェアを誇ります。

「外部空間を豊かにクリエイトする演出者」として、誠実で心のこもった製品・サービスを通じて笑顔あふれる街づくりに貢献することを企業理念としております。

 

リンク集

■「1/24旗ポールコレクション&ピコリーノ」ネット販売ページ(外部リンク:楽天市場)

 

■ハンドル型旗ポール 製品ページ

■旗ポール 製品シリーズ一覧

■コラム「旗ポールの特徴と種類について」

■コラム「旗と旗竿の基礎知識」

■コラム「旗の文化考」

■コラム「ポールの道具考」

■コラム「小鳥付車止め「ピコリーノ」誕生秘話」

 

■株式会社サンポール 楽天市場(外部リンク)

■株式会社サンポール 公式Twitter(外部リンク)

■株式会社サンポール 公式Instagram(外部リンク)

■株式会社サンポール 公式facebook(外部リンク)

 

■情景師アラーキー/荒木さとし 公式Twitter(外部リンク)

■情景師アラーキー/荒木さとし 公式ブログ(外部リンク)

■株式会社トイズキャビン 公式ホームページ(外部リンク)

■株式会社トイズキャビン 公式Twitter(外部リンク)

■カプセルトイ取扱店舗一覧(外部リンク:株式会社トイズキャビン公式ホームページ)